インド古典音楽で演奏される「ラーガ」。
「ラーガ」という言葉には、「心の彩り」という意味があります。
それぞれ演奏される時間帯が決められています。
早朝に演奏される、ラーガ・バイラヴ。
深夜に演奏される、ラーガ・バゲシュリー。
また、
春の夜に演奏される、ラーガ・バサント。
秋に演奏される、ラーガ・へマント。
など、季節があるものもあります。
その数、三千はあると言われています。
扱える音、扱えない音、音階、特徴的な旋律、雰囲気などが決められています。
そういった、与えられた音やルールの中で、それぞれのラーガを描きます。
その美しさは、ひとつひとつ丁寧に磨かれた
「音(スヴァラ)」によって生まれます。
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